都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

MLB開幕

昼前にNHK総合テレビエンゼルスの開幕戦をやってました。

大谷翔平WBC優勝を経て、さらにスケールが大きくなったように思います。もはや歴史上の人物です。

 

ところで、メジャーリーグでは、今年からいろいろルールが変更されています。ピッチクロックのことは知っておりましたが、ピッチャーが一人の打者に対して許される牽制が2回までというのは知りませんでした。3回めの牽制が、もしセーフになってしまったら、ボークが宣告されて走者が進塁できるといいます。だから、なかなか2回めも投げられません。投げてしまうと、次の大きめのリードに対応しにくくなるからです。

今季は、盗塁が大幅に増えるでしょうし、セットポジションになると、急に調子を崩す投手が続出するようになると思います。野手の方は、今まで以上に走力が要求されるし、若手の登用が進むと考えられます。身体がデカけりゃいいってことがなくなるかも?

 

近年、MLBでは露骨な守備シフトによって、ヒットゾーンが狭くなり、対抗策としてのフライボール革命で一発狙いが当たり前になって、野球がどんどん大味になってしまいました。そこで、使用球を飛ばない材質のものに変更したり、高めのストライクゾーンを取るようにして、打高投低に歯止めをかけています。その流れの中での、守備シフト大幅規制と盗塁の推進策。面白いですねぇ、そういう臨機応変な考え方。賛否はありますが、私は賛成です。

 

ピッチクロックについては、投手だけじゃなくて打者も含めて戸惑っている選手が多いなか、大谷翔平投手は平然と投げ続けておりました。女房役が新人捕手ということもあって、自分からサインを発信しているから関係ないようです。

このルールはむしろ、サインに拘ってリードしたがるベテラン捕手に対してイライラしそう。15秒なんてアッという間だから首を振る余裕なんてありません。性格の不一致で別れるバッテリーというのも出てくることでしょう。

そして、賢い選手は、予習復習が大事だと気付くハズです。第一線で活躍するスター選手たちは、だんだん遊ばなくなるのであります。