都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ももいろ歌合戦

白ワインというのは不思議な呼称で赤ワインとの対義として付けられた名前ですが、白ではないですよね。 金魚が金色でないのと同じで、なんか抵抗があります。 だから、頼みません、白ワイン。白かったらヤダし。 紅白歌合戦というのも不思議でして、男性軍は…

味いちもんめ

ビートたけしの青春時代を描いた映画『浅草キッド』が話題になっています。 今はそれほどでもないのかもしれないけど、芸人の世界は師匠と弟子のような階級制度が存在し、入門してしばらくは下積みの時代が続きます。 それこそ、食べるものも我慢しながらの…

99、9%

最近気になっているのは、保険会社のCMで漫才コンビの片割れが、がんで手術したけど20代のころから入っていた保険のおかげで助かったとドキュメンタリータッチで言ってるやつです。 病気が治ったのは、とてもいいことなんだけど、売れる前でお金に苦労してい…

一浪物語

自信がなかったので書かなかったけれど、実は昨年に続き『日本語教育能力検定試験』の二回目チャレンジを行なっていました。 この試験は、年に一度10月末に行われ、合否の発表がクリスマスの日なので、ダメだとなるとまた暗い気持ちで新年を迎えることになり…

あしたの君へ

中学のとき、同じクラスにオオオカさんというコケティッシュな女性がいました。 噂では、大岡越前守の末裔だとのこと。そんなわけね〜だろと思ってましたが、新春のテレビ特別番組に「昭和のお姫様」という企画があって、それに出ていたから納得です。わー、…

傍聴者

夫を殺害しようと思えば、長期戦略をもって、毎日の食事に少しずつ悪いものを加えていくという方法があります。 和歌山カレー事件みたいな話。あの場合はヒ素でしたが、そんなんじゃなくても身体を蝕んでいく物質はいろいろありますから、夫婦になるってこと…

私的面白映像ランキング2021

まとめてみると、意外に面白かったので、本日は映像作品のランキングを作りました。 あくまでも、私が今年に見たテレビ・映画・ネットの作品からです。 1位 容疑者Xの献身(U-NEXT) 2位 『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すればレ…

私的面白本ランキング2021②

本日は、ノンフィクション部門から。 だいぶ前に購入していて寝かせていた本を掘り起こしているので、古臭い感じがするのをお許しください。 1位 日本政治のウラのウラ(田原総一郎&森喜朗) 2位 コロナ論(小林よしのり) 3位 火星に住むつもりです(村…

私的面白本ランキング2021①

私が今年読んだ本のベスト10を発表します。あくまで、私が今年読んだものからってことで、お許しください。 まずは、小説部門から。 1位 任侠学園(今野敏) 2位 冷たい檻(伊岡瞬) 3位 暴虎の牙(柚月裕子) 4位 悪果(黒川博行) 5位 犯罪者(太田愛…

NOBROCKTV

前にもちょっと書きましたが、元テレ東プロデューサーの佐久間宣行氏が面白いと思ったものが、間違いなく面白いです。 同氏は、ニッポン放送でオールナイトニッポンのDJもやってますが、オススメはYouTubeの NOBROCKTVです。 制作サイドの目線でタレントを…

蟻の菜園

結婚できない男性が増えています。 それは、結婚しない女性が増加しているのに伴うもので、もともと男性の方が毎年25,000人ぐらいずつ多く産まれているために、こういう現象が引き起こされます。 つまり、婚活市場は女性主導となっていて、条件に合わない男…

キングオブバカ

その昔、紅白歌合戦に出場することが歌手のステータスだったように、お笑い芸人はそのタイトル戦(キングオブコント・M1グランプリ・R1グランプリ)を目標として芸を磨くようになりました。歌と違って公開の場所での審査があり、スポーツ大会さながらのト…

無自覚(2012/1/31分再掲載)

田舎で暮らしていて思うのは、交通事故が多いということ。身の回りで調べてみても、かなりの確率で、やっちゃってます。それは、イノシシにぶつけたり、たんぼに落ちたり、すんごいお年寄りにラインを越えて向かって来られたりとさまざまですが、都会でそん…

日本人のおなまえ

首都圏在住の大人の男性が、下の名前で呼ばれることは、ほとんどないと思いますが、田舎へ行くと、ヒロシさんとかマサルさんだとかを公式の場で使うケースが結構あります。 私も東京から徳山へ赴任したとき(当時35歳)に、ケンちゃんと言われて戸惑ったこと…

同調圧力

従来型のインフルエンザは、一年間に1,000万人が感染し、3,000人が亡くなると言われています。 死亡の大半は、75歳以上の後期高齢者で、お年寄りは、「たかが風邪だと甘くみないようにしましょう」なんて言ってました。 もちろん、罹らないに越したことはあ…

THE W

泣かせるパターンには限りがあるけど、笑うパターンは湯水の如くあると三谷幸喜が清水ミチコとの対談『たてつく二人』(幻冬舎文庫)で言ってました。 なるほど、お笑いの進化はプロ野球どころじゃありません。 草創期の漫才は、音曲や演舞の余技扱いで、落…

ふたご座流星群

私が子供のころ、横浜の夜空に星を意識したことはあまりありませんでした。 空が濁っているため、プラネタリウムで見るものだと思っていて、星にリアリティがない。 都会で育つと天文への興味がありません。星が身近じゃないから。 だから、横浜流星だとか横…

未来

湊かなえという女流作家がいます。 デビュー作の『告白』が衝撃的だったので、その後も注目しておりました。 最近の『未来』(双葉文庫)でも、その分析能力の高さ、人物描写の確かさを発揮しています。 「言葉には人を慰める力がある。心を強くする力がある…

トートロジー

「この世から愛がなくなってしまったら、あ行はうーとえーとおーだけになってしまう」 教祖様が信者を集めてもっともらしく言えば、そうだなぁと思わせられます。そもそも愛が何であるかが、よく分かりませんからね。 「うー」とか「えー」とか溜めて話すと…

Z世代

新語流行語大賞にノミネートされた30語の中に、意味がピンと来ないものがいくつかあります。 その一つが「Z世代」(16〜27歳)。 聞いたことがあるような気もするけど、使ったことはありません。 新聞を読まない上に、ニュースもほとんど聞き流しているもん…

わかりやすい人、わかりづらい人

小説を読んでいて、読めない漢字が出てきて、それにルビが振ってなかったりすると、ドキドキします。 ボキャブラリーの数には個人差があるので、それがあまりにも多いと、読むのがイヤになってくる。つまり、漢字が苦手だと本が嫌いになるわけで、そこのとこ…

ごっつぁん体質

大学生のとき三件の家庭教師をしていた私は、他のアルバイトと合わせると、結構な金額を稼いでいましたけど、納税したことはありません。 周りにもそんな心配をする者もおらず、意識が低かったことを認めざるを得ない。 なんでしょうね、そういう教育を大学…

セブンルール

関西テレビの制作で『セブンルール』という番組があります。 これは、さまざまな分野で活躍する女性に密着取材し、7つのルールからその人物の人生観を映し出すというもので、なるほど第一線で成功している人は、信念に基づいた揺るぎない決め事を持っている…

新旧論破王

日経新聞とテレビ東京が運営するYouTubeチャンネル『日経テレ東大学』に『Re:Hack(リ・ハック)』という番組があります。 アメリカ在住でイェール大学助教授の成田悠輔氏とパリ在住のお馴染み論破王ひろゆき氏が多彩なゲストを迎えて、政治や経済・社会を多…

欲しがりません、勝つまでは?

スペインでは、お菓子の広告が禁止となったそうです。 理由は、子供たちの肥満。なんと6〜9歳の4割を超える子供が太り過ぎと認定されたんだとか。 悪いのは、甘いお菓子だと一方的に決めつけられてのことのようです。 確かに糖分の過剰摂取がよくないのは分…

クローズアップ

警察小説と呼ばれるミステリーを読んでいて、いつも不思議だったのは、警察官たちの上昇志向が強く、手柄をめぐっての出世争いみたいなことに必死であることでした。 一般のサラリーマン社会では、それほどあからさまなやり取りはなく、穏やかな日常だと思う…

悪石島

鹿児島県の奄美群島に人口73人の悪石島があります。 鹿児島の港からフェリーで11時間と言いますから、なかなかの辺境ですね。 この場所で震度1以上の地震が頻発し、昨日から110回の揺れがあったそうです。 『日本沈没』なんて観ていると、どうも気になって…

悪党

週末のU-NEXTは、WOWOWドラマから薬丸岳原作の『悪党』を。 これは、犯罪加害者の出所後を追跡調査する警察上がりの探偵の物語で、被害者遺族の感情を交えながら、いろいろ考えさせる問題作です。 たとえ殺人を犯したとしても、検察と弁護士のやり取りで多少…

倍音とは

一人で二つ以上の音を同時に発声するモンゴルの伝統的発声方法をホーミーと言います。岩山を吹き抜ける風の音を真似たのが始まりと言われていて、喉から絞り出す低い音と倍音を利用した高い音を口腔内部で共鳴させるんだそうです。 いっとき、ユーミンの歌声…

笑い飯(2010/6/28分再掲載)

将棋部の先輩にタカサカという人がいました。とても温厚な真面目な人で将棋も強く、みんなに一目置かれていたのですが、唯一の欠点(?)は食事が極端に遅いこと。たまにいますね、そんな人。牛みたいにゆっくり食べる。反芻しているのかも? 合宿でのこと。…