本日は、ノンフィクション部門から。
だいぶ前に購入していて寝かせていた本を掘り起こしているので、古臭い感じがするのをお許しください。
2位 コロナ論(小林よしのり)
3位 火星に住むつもりです(村木風海)
4位 若者たちのニューノーマル〜Z世代、コロナ禍を生きる(牛窪恵)
5位 どうしても頑張れない人たち(宮口幸治)
6位 千円札を拾うな(安田佳生)
7位 さらにやばい日本史(本郷和人)
8位 新型コロナ、本当のところどれだけ問題なのか?(木村盛世)
9位 人を動かしたいなら「やれ」と言ってはいけない(小山昇)
10位 巨人の星に必要なことは、すべて人生から学んだ。あ。逆だ。(堀井憲一郎)
1位は、対談本から。東京五輪開催前に袋叩きにあった森喜朗元首相のことが気になって、ネット検索していたときに見つけたものです。
いやぁ、言われていたほど悪い人間じゃないってことが、よく分かりました。何故か脳みそが足りないように報じられていましたが、早稲田大学の弁論部出身ですからね。そんな訳ない。同じ失言居士の麻生太郎とは種類が違う。そこのところ、面白いです。
2位の小林よしのりは、好きとキライが分かれます。それは、敵と見做したときの表現がえげつないから。三浦瑠璃みたいな人との対談で中和されると程よくなるんですけどね。しかしながら、多数派に汲みされない定まった視点は大したもので、人間性に疑問があるものの、その主張はオウム批判のころから大好きです。
3位の村木風海君(21歳)のことを知ったときは衝撃でした。将来のノーベル賞候補です。天才を生み出す土壌は家庭環境にあることがよく分かりました。特に小中学生の子供を持つ親に読ませたい良書です。
4位は、Z世代を理解するための指南本。これは、しっかり押さえておかないと、若者とコミュニケーションが取れません。
5位は、犯罪を犯す可能性がある人は、ケーキを等分に切ることができないという論をベースに組み立てたもの。斬新な気付きです。
6位は、極論の逆説から考えを引き出そうとする魂胆にまんまと引っ掛かりました。タイトルは売上げに繋がります。
本の中で、恋愛の勝者となるため、現在恋人がいる中から複数を予約しておくように説いているのが目からウロコでした。今、いない人から選ぶのは間違いだと。なるほどねぇ。
7位は、歴史の切り取り方が絶妙です。こういう本から入っていくと、勉強が好きになります。
8位は、元厚労省医系技官である木村盛世先生の本。当初から、コロナは大騒ぎするものでなく、医療体制を整えるべきと主張しておりました。
メディアでほとんど取り上げられないのがナゾです。
9位は、カリスマ経営者である小山昇の著作。自身のカバン持ちをさせる研修を一日36万円の授業料で行っているというだけあって、説得力が半端ない。中小企業には、中小企業ならではのやり方があります。
10位は、お笑いを語らせたら右に出る者がいない堀井憲太郎の好著です。出オチのタイトルがいいでしょう?
いやぁ、読書って本当にいいもんですね。