料金プランの見直しのため、近所の携帯ショップに行ってきました。
ひと昔前は、若い女性店員が目立ったように思うのですが、今どきは若めの男性店員だらけで、女性はほとんどいません。
この仕事、どんどん複雑になって説明が難しくなっているのと、行き違いからトラブルに発展することも少なくないので、自然淘汰されていったように思います。
土日に休みにくいってのもあるし、ストーカーみたいなファンがつきやすいってのもあるんでしょう。
それと、以前に比べてマニュアルっぽいセリフのような対応が強化されたような気がします。
これは世の中のサービス業全体に言えるのかもしれないけど、私は悪くありません的なアリバイ工作みたいな書類にやたらとサインさせる。その尖兵としての存在が、携帯ショップかもしれません。
何せ、老人の来店がやたらと多い。なので、時間はいくらでもあるわけです。で、初期段階で早めに金の匂いを嗅ぎ分けるのが、第一歩です。
知識がなくて、お金がある人は上客です。そういうお客には、できるだけ世間話を広げてフレンドリーを装う。と思って、店全体を見渡すと、明るくてお酒を出さないホストクラブみたいでした。なーるほど、年寄りは話を聞いてもらえると喜ぶんだ。この店で、動きに無駄がない社員はダメ社員です。考えてみれば、ただの問合せ対応ならば、何の利益も生まないわけで、そんな商売があるハズありません。
機種変更、カード加入、ディズニーなんちゃらの案内などなど、勧める材料がいろいろありまして、コミュニケーションの時間と販売実績が比例するように考えられています。そういうのもマニュアルがあるんでしょうね。詐欺グループとは紙一重です。
私の場合、料金プラン変更して、親切にしてもらったのでカード加入を付き合ったのですが、手続きを終えて三日も経たないうちに、携帯本体が通話不能となりました。車検に出したクルマが、戻ると同時に壊れたような。再度お店へ伺うと、いろいろいじくり回された挙げ句、寿命だと。なので、仕方なく新しい機種に買い替えたのです。だけど…
なんか、おかしい。証拠はないものの毒を守られたような気分でして、スッキリしていません。
新しいスマホ、それはそれで気持ちがいいもんだけど、その使い方についてはほとんど説明がないってのも何だかねぇ。
身体を許したら、急に冷たくされたような感じ。こういうのってどうなんでしょう?