本日は映像作品のランキングを。あくまでも、私が今年に見たテレビ・映画・ネットの作品からです。
1位 GODZILLA−1、0
2位 ブラッシュアップライフ
3位 ロスト・フライト
4位 怪物
5位 3年経つということ
6位 音楽の学校
7位 スベリ1– グランプリ
8位 だが、情熱はある
9位 湯を沸かすほどの熱い愛
10位 VIVANT
1位に輝いたのは『GODZILLA−1、0』です。何と言っても映画館ならではの迫力がハンパなく、役者の演技やセリフ回しが気になりませんでした。スゴいの一言です。
2位は、年初に放映された『ブラッシュアップライフ』です。「輪廻転生」をテーマとしたバカリズムワールドが全開で、ト書きドラマという新しいジャンルを確立させました。男性でありながら女性心理をガッチリ掴んでいるのが不思議でして、そういうネタをどこから仕入れてくるんだろうと驚かされます。尊敬です。
3位は『ロスト・フライト』。航空機パニックとランボーとを組み合わせたようなストーリーですが、スピード感溢れる展開で、ドキドキしっ放しでした。大勢の生命を預かる仕事は、慎重であって欲しいと改めて思います。
ネットは倍速機能を使えるのが素晴らしい。テレビほどに表現規制がないし、スポンサーへの配慮も不要。近い将来、テレビは衰退していくんだろうなぁと思っています。
4位は、カンヌ国際映画祭の脚本賞受賞作品です。是枝裕和監督に坂元裕二脚本、そして音楽が坂本龍一とくれば、面白くないハズがありません。安藤サクラの演技もどんどん磨きがかかっているように思います。
5位はダウ90000のコントから。男女4人ずつの若手演劇ユニットですが、強豪高校野球部のボール回しを思わせるような会話のテンポの良さが素晴らしい。8人のうちの1人だけを際立たせることなく、満遍なく個性を振り分けているのが今風だと言えるかも。つまり、普通の演出です。日常の描き方がほーんと上手いと思わせるのがダウ90000です。
6位は、坂本龍一の2011〜2014年に放映されていたシリーズを追悼番組として、この夏再放送されました。教授とあだ名されるだけあって、高度な理論に裏付けされながら、子どもたちにも分かりやすく教える様子が見事でした。
7位は『水曜日のダウンタウン』から。芸人の中で一番面白くないタレントを決めようだなんて、一体どれだけ性格の悪い人が考え出すのだろうと思いますが、滅多に見られないようなものを見せてもらいました。けど、少しだけ心配でもあります。
8位は、オードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の青春物語です。彼らを演じたタレントたちが、あまりにも似ていたのに驚かされました。
9位は年末のNHKBSで観たやつですが、いい映画は何度観ても素晴らしい。宮沢りえ・杉咲花の泣かせる演技は、脚本を上回っていました。
10位は『VIVANT』。ドラマだって、予算をかければこんなに話題になるというのを実証しました。ストーリーにはハマらなかったけど、やっぱり今年の顔としては、入れておきたいところです。
映画については、洋画に元気がないのが気になるところではあります。