都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

色白のとんかつ

地元上大岡に、とんかつの名店『蒼樹』があります。

駅から徒歩5分で、決して恵まれた立地ではありませんが、とにかく評判がいい。

行列すると聞いていたので、11時の開店前に出かけたところ、店内はすでに満席で、銀行みたいに番号が書かれた紙を渡されます。そこに書かれたバーコードをスキャンすると、アプリが開いて待ち状況が表示される仕組み。

お店はカウンターのみの8席で、店内に待っていられるようなスペースがなく、外で待とうにも、狭いバス通りに面しているので、並ぶのはちょっと恥ずかしい。なので、少し離れたコンビニで、100円コーヒーを飲みながら待ちます。

で、待つこと40分。ようやく入店が許されました。

で、とんかつ一筋のメニューから「贅豚ロースカツ定食」(2,900円)を選びます。

まず、御飯。一人分ずつ釜で炊かれていて、出来立てが運ばれてきます。

お漬物は、梅干しときゅうりに野沢菜で、こんなところにも気持ちが込められているのを感じます。

その後に、豚汁が提供されました。具沢山で、味噌と牛蒡の香りが効いています。お代わりが自由だそうで、これだけで食事が完結できる水準ですが、それではメインの邪魔になってしまうので、遠慮します。

そして、主役のとんかつ。まさに真打ちの登場です。衣は大きめ粒のパン粉ですが、とても軽い感じに仕上がっています。ロース肉はとろけるような脂身で、とてもやわらかくジューシーです。勧められるまま、岩塩で食べてみました。ソースだと素材の味が分かりませんからね。

いやぁ、驚きです。お金持ちは、こんなのをしょっちゅう食べているんでしょうか?

ここから、一週間はメシ抜きでもいいと思うくらいに感動しました(ウソ)。

それにしても、一つひとつ丁寧に調理されているのが伝わってきます。低温でゆっくり揚げるので、衣が白い(ウソ・クリーム色っぽい)というのも見たことがありません。

聞けば、全国のとんかつ百名店に選ばれているとのこと。納得です。

次回は「しゃとんブリアン定食」(3,400円)にチャレンジしてみましょう。