ロースかヒレか、どっちにする?と聞かれたら、迷わずロースと即答します。トンカツの話。
これって、和食か洋食かの答えが出ていないんですね。私的には、和食です。パンには合わないから。
で、好物のロースかつ定食ですが、『かつや』にハマっています。
昼飯前にクルマを走らせながら『かつや』の看板を見つけると、吸い寄せられるように入ってしまいます。
味や値段よりも、100円の割引券が効いている。割引の無限ループ。ただでさえ、安価な食事がさらに100円引きになるというお得感。よく考えられております。
商売って、そういうとこが大事なんですね。美味しい店なんて、いくらだってあるから、他店が真似できないような売りを作る。
そういうことを考える部隊が必要なんです。
日曜夜に不定期でやっている『坂上&指原のつぶれない店』では、全国チェーンを展開する社長たちが、地方で苦戦する飲食店の立て直しに奮闘します。
前に7年ほど飲食店の真似事をやっていた私には、ビンビン響きます。カリスマ社長たちの一言ひとこと。
小規模で経営するお店は、朝から晩まで目茶苦茶忙しく、考える時間をなかなか作れません。
だけど、大事なのは、現状を分析して足りない部分を手当てし続けることです。
コンビニを見ていると分かります。
絶えず、新商品を出し続けているのは、お客様が飽きるからです。うまくいけば、他所にすぐにマネされてしまう。
だから、新しさを追求するために、考える専門の人がいると心強いのです。
商売ってのは、そういうもの。
忙しく働きまくるだけでなく、自分を客観視できる仕組みこそが大事なのです。