都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東京サラダボウル

アメリカは多くの民族から成り立っています。白人が60%強を占めるマジョリティですが、ヒスパニック、黒人、アジア系など多くの移民がアメリカで暮らしています。この状態を「メルティングポット(人種の坩堝)」と言い表しています。坩堝(るつぼ)という耐…

男女7歳にして席を同じゅうせず

以前勤務していた外資系の保険会社は、設立当初は自由闊達で風通しが良く、いろんな意味でゆるゆるなところがありました。 営業部門には社員数の少なさを補うかのように、充分過ぎる経費が与えられていたのです。 バブル期の接待と言えば、やたらと会食の場…

遺言

どちらかと言うと、好きなタイプではありませんでした。 やたらと逆張りを繰り返して、出演している番組の中で孤立する。いっぱい持っているハズなのに、年収三百万で充分だみたいなことを言って、貧乏人の味方であるようなスタイルを金持ちの共産党員みたい…

任侠梵鐘

ユーモア小説というのは、それほど面白くなるもんではありません。 笑いというものは、文字(言葉)だけじゃなくて、発信者の声量や表情、間の取り方などを含めて伝えるものだから、同じ台本を読んだとしても、結構すべるという経験は誰にでもあるんじゃない…

老兵は死なず…

日本のプロ野球の改革が進まないのは、各球団のオーナーたちが高齢のため保守的で、既得権益を守ろうとし続けるからです。 その象徴が、先ごろ亡くなったナベツネこと渡邉恒雄氏で享年98歳とのこと。 他球団においてもカープの松田元(73歳)が23年にわたっ…

相撲最後の日(2024/7/1分再掲載)

柔道を見ていて気づいたのは、その選手の全盛期がせいぜい25歳ぐらいまでで、一人がそんなに長くチャンピオンの座に君臨していないということです。そりゃあそうですよね。ボクシングにしてもレスリングにしても、オリンピックで活躍するのは二十代の選手で…

仮面

最近の漫画は、ほとんど読まないので詳しくありませんが、私にとって少年時代の読書とは漫画本のことで、やたらめったら単行本を買い漁り、書棚に並べてはニヤついておりました。 一番のお気に入りはちばてつやです。最初の出会いは姉が読んでいた少女フレン…

謎の日本人

先日、ラジオを聴いていたら、湯浅卓という弁護士が紹介されていました。 この人、TBSの『サンデージャポン』でときどき見かけますが、独特の物言いとヘアスタイルで、インチキっぽくもあり、国際弁護士という肩書きすら怪しいと感じていたのです。ホンマか…

不治の病

中居正広という人が50を過ぎているのに、どうして中居くんと呼ばれているかが不思議でしたが、仲居さんだと意味が変わってしまうということに、ようやく気が付いた今日この頃です。 それにしても、彼自身の釈明の文章に「暴力は振るっていない」という文言を…

自動引き落としの罠

パソコンのセキュリティソフトを取り込んだのは下関時代、つまり16年前のことでした。 フーテンの寅さんよろしく放浪を続けた私は、9年前に徳山へ転居し、そのパソコンを廃棄。その後、沼津から横浜へと移ります。 最近になって、カード会社から毎月送られ…

カウント5の解釈論

テレビのCM広告には、スポットとタイムの2種類があります。 さほど体力や影響力のない会社は、番組間の間を繋ぐスポットという形で参入するのですが、それは予め広告代理店が決めたスケジュールによるあてがいぶちで、どの時間帯に挿し込むかについて、企…

テトリス(2012/9/7分再掲載)

焼売で有名な中華街のS店では、独特のお客様対応をしています。それは、混雑していない場合でも、入店してきたお客様をどんどん詰めて座らせることです。だから、最初に一人で座っていると、次に入ってきたお客様と必ず相席になる。我々の間では、このこと…

なぜかまわりに助けられる人の心理術

ダイゴと言えば、千鳥の大悟を思い浮かべる人が多いんでしょうが、それに次ぐのが竹下登がおじいちゃんだとするDAIGO(内藤大湖)だと思います。 メンタリストのDaiGo(松丸大吾)は面白くないでしょうね。しょっちゅう間違えられるだろうし、一緒に見られた…

ひそみにならう

保険会社時代の後輩で、ひときわ異彩を放っていたのがヒトミちゃんです。 彼女、頭の良さが群を抜いていて、めちゃくちゃ弁が立ちます。油断していると簡単に言い負かされてしまう今で言う論破王。曖昧な表現を見逃さず、隙を見つけたら相手構わず攻撃力100…

無明

普通の作家だと、大体時速60ページで読み進めるのが私のペースです。決して速い方ではありません。だから、文庫本を一冊読むのに三日ぐらいはかかってしまいます。そういうのって、時間がかかるほど、感動が薄くなる。読書が苦手だという人は、そこのところ…

タリラリラ〜ン

どうやら花粉症デビューしたらしい。帯状疱疹のヘルペスが暴れまくっていて、免疫防衛軍がズタズタにされているのをひしひしと感じます。 噂には聞いていたけど、罹ってみると、症状が地味なクセに異常に面倒だってことに気付かされます。鼻水が決壊している…

レッドネック

会社員時代、仕事を通じて知り合ったア・カペラグループに魅了され、上位下達のサラリーマン仕事に限界を感じていた私は、退職して彼らのコンサートの企画運営を仕事にすることにしました。どっぷりとハマってしまったのは、男女5人による混声ジャズアカペ…

夢幻花

覚醒剤のような禁止薬物に手を出すのはミュージシャンだと相場は決まっておりますが、それなりに理由があって、効果があるというのもあながちデタラメでないような気がします。 業界のトップを走る彼らには、短いインターバルの中で要求がどんどん上がってい…

べらぼう

女衒(ぜげん)と呼ばれる職業は、女性を遊廓など売春労働に斡旋する仲介業者のことで、テレビ局のプロデューサーを指すものではありません。歴史は古く、古代からこのような仕事が存在していたと言われています。だけど、堂々と表には出せないのは昔も今も…

ホットスポット

外国人という概念は、日本人から見たときの立場であって、外国人からしてみると日本人こそが外国人なのであります。 その延長で言うと宇宙人もそうで、向こうからすれば、お前も宇宙人じゃないかと静かにツッコんでいることでしょう。 本当は、異星人と呼ぶ…

ご都合主義

もしも、オリンピックの開催地が永遠に東京であれば、金メダル獲得数は格段に伸びていくことでしょう。 何より、移動の負担がなく、言葉や食事の面でストレスなく過ごせる。容易に想像できます。 野球は甲子園、ラグビーは花園ってことで、大阪をはじめとす…

オレたち花のバブル組

池井戸潤という人は、東京三菱UFJ銀行の出身であり、世の中的には『下町ロケット』での直木賞作家というよりも、「やられたらやり返す、倍返しだ」の半沢直樹で知られているんだと思います。 現在の同行の頭取は、同期入行である半沢淳一でありまして、本人…

同じアナのムジナ

今のところ、フジテレビだけがおかしなことをしていたような話になっているけど、そんなハズはなくて、どこのテレビ局も脛に傷を持っているに違いありません。何よりの証拠に、会社に対して批判的な姿勢を示さないじゃないですか?同じアナウンサーがいるか…

蛇の道はヘビ

田舎の集会所みたいな場所に老人を集め、ビンゴ大会の景品をエサに、医者的な専門家っぽい人が健康をテーマに講演して、浄水器や医療機器、それに羽毛布団とかベッドをローンで買わせる催眠商法が、あちこちで行われました。行われています。 主催者はニコニ…

ティーヌン

新春一発目の赤坂ランチは、TBSの裏通りにあるタイ料理店『ティーヌン」へ。 本日のオススメだという「カオマンガイとパッタイ」のランチセットを頼みました。 知らない店に入った時の基本姿勢は、あれこれ考えず、メニューに誘導されるまま従うことにしてい…

激レアさんを連れてきた。

オードリーの若林正恭という人は、私(ワカバヤシ)と誕生日が同じであり、中学時代にラグビーをやっていたのも重なるので、ずっと気になる存在です。高校入学と同時にアメフトへ転向しようとしたのも一緒。ただし、私はヘルメットのサイズが合うものがなく…

蛇足

日常会話で使ったことがない熟語ですが、昔から知っていたような気がする言葉が「蛇足」です。 出会いは高校の漢文授業だったんでしょうか? 調べてみると、楚の時代に先祖を祭る行事を催した偉い人が、召使いたちに酒を与えたときの話だそうです。地面に最…

しくじり先生

週刊フライデーの創刊は、1984年だといいます。 ビートたけし一行の襲撃事件が1986年。この頃はプライバシーに関する認識が低く、調子に乗ったマスコミがやりたい放題で、タレントは戦々恐々としておりました。スマホが普及したのは2008年と、つい最近のこと…

男はつらいよ

血が繋がってる兄弟というものは、性別が違っていたとしても、どことなく似ているもんだと思います。 こっちのけんとだって、外見はともかくも才能面で重なる部分がある。中川家もそう。中身でピッタリ重なり合うからこそ、息の合ったトークが展開できるので…

情弱

言葉狩りが進んで、直接的な侮辱表現は抑えられているものの、ちょっと賢いメディア関係の人々が、簡単には分からないような絶妙な線を突いて、言葉を操っているように思います。 その典型が「情弱」で、古い辞書には載っていない、中高年世代に難しい単語で…