先週からラグビーのリーグワンが始まりました。
今秋にフランスで開催されたW杯の興奮冷めやまらぬ中、世界のトッププレイヤーが相次いで参入し、注目を集めています。
各チームのメンバーを見ると、8〜10人程度のカタカナ名表記が見られます。
これは、ラグビー界独特の出場資格基準によるもので、リーグワンでは3つのカテゴリーに分類されています。
カテゴリーAは日本代表有資格者です。外国出身でも、すでに日本代表に選ばれていたり、日本での居住年数をクリア(直前の5年または累積で10年)している選手はここに入ります。
カテゴリーBは、今後日本代表資格を得る可能性のある選手です。外国出身選手でも、海外代表歴がなければ、ここに含まれます。高校や大学から日本へ留学してきた選手が多いです。
カテゴリーCは他国で代表歴がある日本代表になれない選手です。
各試合について、カテゴリーAの選手たちは登録23人のうち17人以上、ピッチ上(15人)11人以上の条件があります。
カテゴリーCは、出場登録23人中3人以内の登録ですが、同時に出場することが可能です。このカテゴリーCにどれだけの選手を呼べるかが、不沈のカギを握っているのです。
今日は横浜の日産スタジアムで、キャノンイーグルスとトヨタヴェルブリッツの好カードが31,312人の観衆を集めて行われました。
両チームには、カテゴリーCのスーパースターが所属しています。
キャノン LO マシュー・フィリップ(オーストラリア)
SH ファフ・デクラーク(南アフリカ)
SH アーロン・スミス(ニュージーランド)
SO ボーデン・バレット(ニュージーランド)
それとは別に日本代表経験者が、キャノンにはSO田村優、CTB梶村祐介、FB小倉順平、HO庭井祐輔、NO.8アナマキ・レレイ・マフィ。トヨタにはFL姫野和樹、ウィリアム・トゥポウ、CTBシオサイア・フィフィタが名を連ねています。ほとんど代表チームと変わらない豪華メンバーが揃いました。
試合は24対22でキャノンの勝利。ハイレベルな内容でした。特にアーロン・スミスが凄かった。