日本のラグビー界は、スゴいことになっています。
何がって、世界のスーパースターが集結してるんです。サッカーで言えば、イギリスのプレミアリーグみたいってこと。
ルールとしては、各国の代表経験がある選手を1チームに三人まで入れることができます。だから、ほとんどのチームがこの枠を最大限に利用しているのです。プロ化が進んでいないラグビーにおいては、リーズナブルな報酬(多くても年俸5,000万程度)で契約できるってとこ、魅力になっています。
その中で多いのは、南半球の選手たち。シーズンオフが被らないので、出稼ぎみたいな感じなんでしょうね。
各チームのスター選手は以下のとおりです(キャップというのは国を代表しての出場試合数のこと)。
【ディビジョン1】
ルード・デヤハー30歳 ロック 206㎝125kg 南アフリカ代表キャップ56
マリカ・コロインベテ30歳 ウイング 182㎝96kg オーストラリア代表キャップ50
ダミアン・デアレンデ31歳 ウイング 190㎝105kg 南アフリカ代表キャップ69
ジャクソン・ヘモポ29歳 ロック 195㎝112kg ニュージランド代表キャップ5
マット・トーゥムア33歳 スタンドオフ 182㎝91kg オーストラリア代表キャップ47
カーティス・ロナ30歳 センター 194㎝102kg オーストラリア代表キャップ3
東芝ブルーブレイパス東京
マット・トッド34歳 フランカー 185㎝104kg ニュージランド代表キャップ25
トム・テイラー33歳 スタンドオフ 183㎝90kg ニュージランド代表キャップ3
セタ・タマニバル30歳 ウイング 189㎝104kg ニュージランド代表キャップ3→フィジー代表に転籍
ネイサン・ヒューズ31歳 ナンバーエイト 196㎝126kg イングランド代表キャップ22
ハドリー・パークス35歳 スタンドオフ 187㎝101kg ウエールズ代表キャップ29
ジョー・ローンチブリー31歳 ロック 196㎝126kg イングランド代表キャップ69
ピーターステフ・デュトイ30歳 ロック 200㎝116kg 南アフリカ代表キャップ55
ウィリー・ルルー33歳 フルバック 186㎝90kg 南アフリカ代表キャップ61
静岡ブルーレヴズ
クワッガ・スミス29歳 フランカー 185㎝104kg 南アフリカ代表キャップ17
イシ・ナイサラニ27歳 フランカー 195㎝110kg オーストラリア代表キャップ8
ヴィリアミ・タヒトゥア31歳 センター 182㎝100kg トンガ代表キャップ4
マルコム・マークス28歳 フッカー 189㎝112kg 南アフリカ代表キャップ50
バーナード・フォーリー33歳 スタンドオフ 182㎝89kg オーストラリア代表キャップ71
ライアン・クロッティ34歳 センター 181㎝94kg ニュージランド代表キャップ48
ショーン・マクマーン28歳 フランカー 186㎝102kg オーストラリア代表キャップ26
アーロン・クルーデン34歳 スタンドオフ 178㎝84kg ニュージランド代表キャップ50
サム・ケレビ29歳 センター 186㎝106kg オーストラリア代表キャップ41
横浜キャノンイーグルス
コリー・ヒル30歳 ロック 196㎝117kg ウエールズ代表キャップ29
ファフ・デ・クラーク31歳 ハーフ 170㎝88kg 南アフリカ代表キャップ39
ジェシー・クリエル28歳 センター 186㎝95kg 南アフリカ代表キャップ46
コベルコ神戸スティーラーズ
マルセル・クッツェー31歳 フランカー 193㎝117kg 南アフリカ代表キャップ31
ボーディン・ワッカ28歳 スタンドオフ 181㎝93kg ニュージランド7人制代表
ナニ・ラウマペ29歳 センター 171㎝103kg ニュージランド代表キャップ15
ジェイク・ボール31歳 ロック 197㎝121kg ウエールズ代表キャップ49
ニック・フィップス34歳 ハーフ 180㎝87kg オーストラリア代表キャップ72
タンゲレ・ナイヤラボロ31歳 ウイング 195㎝125kg オーストラリア代表キャップ2→フィジー代表を検討
花園近鉄ライナーズ
ベン・トゥーリス30歳 ロック 201㎝119kg スコットランド代表キャップ26
ウィル・ゲニア35歳 ハーフ 174㎝85kg オーストラリア代表キャップ110
【ディビジョン2】
三重ホンダヒート
フランコ・モスタート32歳 ロック 199㎝112kg 南アフリカ代表キャップ39
パブロ・マテラ29歳 フランカー 193㎝98kg アルゼンチン代表キャップ91
トム・バンクス28歳 ウイング 186㎝93kg オーストラリア代表キャップ20
浦安DーRocks
リアム・ギル30歳 フランカー 184㎝96kg オーストラリア代表キャップ15
グレイグ・レイドロー37歳 ハーフ 175㎝80kg スコットランド代表キャップ76(代表は引退)
イズラエル・フォラウ33歳 ウイング 194㎝103kg オーストラリア代表キャップ73→トンガ代表に転籍
日野レッドドルフィンズ
ローリー・アーノルド32歳 ロック 208㎝120kg オーストラリア代表キャップ26
オーガスティン・プル33歳 ハーフ 180㎝90kg ニュージランド代表キャップ2
ベンジャミン・ニーニー29歳 ロック 200㎝110kg サモア代表キャップ8
ヨアン・マエストリ35歳 ロック 202㎝119kg フランス代表キャップ65
ジェームズ・ガスケル32歳 ロック 201㎝117kg イングランド代表キャップ不明
ジョシュ・マタヴェシ32歳 スタンドオフ 188㎝112kg フィジー代表キャップ24
マーフィー・タラマイ30歳 フランカー 186㎝105kg ニュージランド7人制代表
サージャル・ピーターセン28歳 ウイング 171㎝85kg 南アフリカ代表キャップ不明
シアレ・ビウタウ37歳 センター 185㎝97kg トンガ代表キャップ46
フォワード・ロックの高身長の選手が目立っています。彼らの加入によって、国内のラグビー偏差値が爆上がりしました。
(つづく)