都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

何となくクリステル

今までもあんな感じだったんでしょうけど、今回は夜中の特番で各局がこぞって中継し、開催地決定プロセスを堪能いたしました。
それにしても、回りくどい仕組みで、決まるまでの過程において、いろんな人間関係が交錯し、賄賂みたいなものも横行するんだろうなと邪推しています。
ホント、田舎の村長選挙みたい。
IOC委員111名が決定権を握るとは言うものの、その選ばれ方も恣意的なものがあり、一度なったら70歳定年までしがみつくというのも、閉鎖性を助長しています。
我が国がたった1人なのに、スペインの委員が3人もいると聞いて、早速国別の人数を調べたところ、スイス5名、イギリス・イタリア4名、アメリカ・ロシア・中国・スペイン3名、ウクライナ・オーストラリア・カナダ・キューバ・韓国・エジプト・ドイツ・アイルランドスウェーデン・ベルギー・ニュージランド・フランス・モロッコ・メキシコ2名というのが複数委員の国でした。
ほとんどが過去の開催国であり、普段からの活動が重要なんだなぁと気付かされます。
スペインの場合、前会長のサマランチ氏(2010年4月死去)が1992年開催のバルセロナ出身で、そのへんの影響力があったのでしょう。
そういう意味で、出遅れた感のある日本だっただけに、総力を結集しての巻き返しは見事なものでありました。
特に、プレゼンテーション能力の高さ。
ただ1人、不細工なブルドッグみたいなのを除けばビジュアルも素晴らしく、海外に出て行くことを考えると、リーダーになるような人には、ルックスを考慮しなければ国益を損ねると思いました。
ブルドッグは笑うのが下手だから、セクシーじゃないねぇ。