都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

はじめてのおつかい

生まれて初めてのお使いは、小学校一年生の冬だったと思います。

家から歩いて2分もかからない場所に商店街があって、そこで「合い挽き200グラム」を買うように母からお金を渡されました。

これが今でも忘れられない思い出です。

そんなこと、普通は覚えていないんでしょうが、私の場合、鮮明な記憶として残っています。

 

「え〜っと、あいびきを200グラムお願いします」

「それは、隣りだよ」

 

と、たったこれだけの記憶。私は、魚屋さんに行ったのでした。肉屋さんは、その隣り。

「あいびき」なるものが何であるかが分かっていなかったものの、多分、「〜びき」と言うからサカナの種類であろうという子供なりの判断です。

このとき、少年ワカバヤシは確認することの重要性を学びました。以後、早合点しないようになり、学校の成績は伸びていったのであります。