1月5日は『シンデレラの日』なんだそうです。
1956年のこの日にアメリカの女優であるグレース・ケリーとモナコ公国のレーニエ3世が婚約を発表したので、それにちなんだと言います。
なるほど、女優とはいえ庶民ですからね。身分が違う。だからこそのシンデレラストーリー。
それはそれでいいんだけど、この童話には以前から鬱屈したものを感じておりました。
それは、靴のサイズってそんなに違うものだろうかということです。
私は、大人数の忘年会で、誰かに履いて行かれてしまって、店のサンダルで帰ったことがあるので、この話が未だに受け入れられません。
それにガラス素材のハイヒールだなんて、貴乃花の息子だって作らないでしょうし、実用的でない。
そもそも、人を捜そうとするならば、普通は顔に決まってます。警察はそうしている。
いやぁ、グリムって兄弟は叶姉妹よりも変わっています。発想が常人と違う。
で、結局何が言いたいのか、この童話の教訓を考えてみました。
①継母と連れ子は意地悪だから、気をつけた方がいい。
②舞踏会に行くためには、それなりのドレスを着て行かねばならない。
③たとえネズミといえども優しく接していれば良いことがある。
④カボチャだって馬車になるのがファンタジーだ。
⑤門限は守れ。夜遊びにも限度がある。
⑥一度踊ったぐらいで結婚するような男は、必ずすぐに浮気する。
ところで、継母という言葉は、この物語で覚えたように思います。「ママはは」の反対は「パパちち」だと言って喜んでいたような。
童話というのは、言葉との出会いだと改めて思いました。