12月の風物詩といえば、ふたご座流星群でありまして、今年は昨夜がピークでした。
外で観測するにはあまりに寒いので、ネット中継をやってないかと検索すると、ありましたウェザーニュースの定点カメラ。
寝床に横になりながら、FNS歌謡祭の音楽をBGMとして観賞を続けます。
長野県の野辺山高原に据えられたカメラには、オリオン座を中心として、ツリーのイルミネーションかと思うほどに星が輝いていました。
雲ひとつなく、氷点下10度の環境が絶好の観測日和となり、国立天文台の人が近年にない当たり年だと興奮していたほどです。
画面でも、2時間足らずのうちに、40個近い流星を捉えていました。
流星の正体は、その多くが数センチに満たないような塵の類で、星のイメージからは程遠いんだそうです。
それが、秒速数十キロというものすごいスピードで上層大気の分子に衝突して発光するという聞いてもよくわかんない仕組みです。
あんまりロマンチックな話じゃありません。流塵って言ったほうがいいような。
とはいえ、冬の天体観測は、ネットがいいのがよく分かりました。便利な世の中だねぇ。