都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

多数決

民主主義の基本は多数決だといいます。

二つの案があったとして、どちらかに決めなければいけないとき、数が多いほうに従う。

一見、合理的に思えますが、その前提としては、多数決に参加している人が、同じレベルでないと、納得感がありません。

すごく考え抜いた人の一票と好き嫌いのイメージだけで投じる人の一票が同じ価値で扱われるのは、違うのでは?

ただ今は高齢社会なので、福祉を重視した政策を持ち出すと支持が得られやすく、将来の財源について言及するのが正論だとしても、受け入れられません。これが、多数決の実態です。お金が無限にあるのなら、バラまけばいいと。

 

無駄遣いをやめて、効率的なお金の使い方を考え直すなんて言うと、我慢するのはイヤだ、今のままでいいと、反発が起こります。

高齢者が考えるのは、目先の10年ですからね。

だから、ロマンを掲げて世の中を大きく変えようとするならば、多数決では無理です。民主主義では解決できない。

私は、正しい倫理観を持ったリーダーによる独裁政治が良いと、本気で思っています。

そういう意味では、橋下徹氏に期待していたんですが…。いや、トップはせめて、たくさん本を読む知恵者であって欲しい。

 

以前、松本人志氏は、多数決が正しいとするならば、世界は中国の思い通りになると言っていましたが、全くそのとおりです。

ボケばかりでなく、ツッコミも超一流なのであります。関係ないけど。