栗山監督が10年目に突入します。
このチームは、GM制がうまく機能していて選手や監督に対する目が厳しいんですが、そんな中での10年目は、やはり能力が高いってことなんでしょうね。コーチ経験がなく、いきなりの監督起用だったんですが、見事に期待に応えました。毎年のようにスター選手がいなくなりながらのリーグ優勝2回(そのうち1回は日本一)は立派です。
独身を貫き、野球に没頭できること、選手に負けない熱量を強みにしています。
しかしながら、育成選手を採らないチームの方針に陰りが見えてきました。無理に身体を大きくするせいでしょうか、近年は故障する選手が多く、支配下枠の70人では足りなくなってきたからです。
そのしわ寄せは、二軍にいくわけで、ポジションの違う選手が守ったりすると、投手のリズムが崩れたりで、いいことなんてありません。
二軍の練習場が、千葉県鎌ヶ谷市にあるのも問題で、一軍半の選手は住宅問題に振り回されたりするわけです。「明日から二軍ね」なんて言われたら、生活がガラッと変わるので、より深刻な話ですよね。二軍の方がいいなんて考えてる選手がいたりして。
お金をかけずに強いチームを作るのが理想なんだけど、そろそろ限界なのかなぁ?