なんでしょうね、投手出身監督のブーム。もしかしたら、工藤監督の顰に倣う(ひそみにならう)ってことかもしれませんが、だとしたら大間違いです。ソフトバンクは、未だに王さんが院政を敷いていますから。お山の大将に、指揮官は向いていません。
高津・佐々岡・与田に加え、来季から石井、三浦も。アホですねぇ、この5球団。原監督は楽ですわ、セ・リーグは阪神以外みんな投手出身。
なぜ、投手出身がダメかと言うと、もともとのゲームへの参加率が低いから。先発だと、週に一度の登板だし、リリーフならブルペンにいるから、臨戦態勢にない。常にゲームへ没頭している野手との差は大きいです。つまり、考えているボリュームが違うってこと。
野手は、3割打てば良いことを理解しています。逆に言えば、7割はダメだと分かっている。
ところが投手は違う。ゼロに抑えなければいけないと考える。ここが違うんです。相対的と絶対的の違い。
石井琢朗とか内川聖一とか、簡単に放出してしまうから、適任者がいなくなってしまう。外部から引っ張り込むには、ノウハウがない。このチームも編成に難ありです。
朗報は、仁志敏久氏が二軍監督に就任したこと。
現役引退後に大学院まで行って学び直した真面目さは、チームにない文化であると言えます。
三浦監督の後に注目しています。