都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

勧善懲悪

これは、山口県だけかもしれないけれど、平日の夕方5時から『水戸黄門』シリーズの再放送をやっています。

加えて、6時半からはBSでも始まるもんだから、ファンには溜まらぬ印籠三昧。

悪人たちが、権力の前にひれ伏す様は、悪人だからこそ社会の仕組みや序列に弱いってことで、なるほどです。

 

脚本のパターンは、数種類しかありません。

若くてキレイな娘を自分のものにしたい代官とそれに寄り添う悪徳商人、伝統を守る老舗の職人から仕事を奪おうとする商売仇、親不孝で家を飛び出した息子が改心して家業を継ぐ親子愛、メンバーにそっくりな人物が巻き起こす珍騒動、仇討ちで恨みを晴らそうとする健気な姉弟…大体そんなもんです。

だから、最初の30分は、見なくてもいい。由美かおるのお風呂もなくたっていい。あんなもん、楽しみなのはスタッフだけです。屈折してる。

見どころは、あれだけ無礼に振る舞っていた悪人たちが、黄門様ご一行の正体を知ったときの顔芸です。急に往生際が良くなる。

時間内に収めるためにも複雑などんでん返しは、最初から考えないのがお約束ってことです。

田舎と高齢者は、革新を求めないので、まあまあまあと収まって行くのであります。

 

このストーリーには、一つだけ問題があります。

それは、黄門様が、締めの場面で「早く子供を産みなさい」を乱発するところです。

全体的にパワハラを許しているのも気になるわけで、ゴールデンタイムからの撤退も関係なくはない…かも?