都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

計算違い

子供のころはお笑い番組が大好きで、ミヤコ蝶々の『スチャラカ社員』だとか牧伸二の『大正テレビ寄席』など、翌日の話題にしようと日曜日の情報収集に、余念がありませんでした。休日に外では遊ばない子供。出不精の素質の片鱗です。

そして、仕上げは『てなもんや三度笠』。

物語がどういう時代背景かは、全く理解しておりませんでしたが、藤田まことの歯切れの良いセリフ回しに加え、白木みのる財津一郎の芸達者が脇を固め、京唄子・鳳啓介・南利明てんぷくトリオなど、懐かしい顔ぶれが勢揃い。やすしきよしも出てました。若手の登竜門みたいな感じです。水戸黄門にも通じるお約束ごとがいっぱいあって、安心感あふれる時代劇コメディーでありました。

こういうのもまた、刷り込みなんでしょうね。ワンパターンを徹底させる伝統の大衆芸能。吉本新喜劇にも脈々と続いています。

 

そして、番組の最後に藤田まことが行う生CMが痺れる。

「オレがこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」(と言いながら、懐からクラッカーを印籠のように掲げる)

すごいですねぇ、そのCM効果。ハッキリ言って、それほど美味しくありませんでしたが(ゴメンナサイ)、強烈なインパクトでした。遠足300円のレギュラー入り。それが、前田製菓です。

 

もしかしたら、前田の人たちには、そんな思い上がりがあるかもしれません。ムネオ以来のマエダハウス。こういうのは、本人の発想じゃないにせよ、認めてしまったところに「世界のワタベ」みたいな傲慢さがあります。計算が足りない。

近所の人は、その家を指して言ってるんでしょうね。「マエダハウス」って。そこそこ立派だと、なお恥ずかしい。