経済学の言葉に「サザエさん効果」というのがあります。
これは、大和総研が2005年に発表したもので、日曜日に放映されているアニメ『サザエさん』の視聴率が上がると株価が下がり、逆に視聴率が下がると株価が上がるという法則のことです。景気が良ければ、日曜日夕方に外出する機会が増え、この時間帯に放映される『サザエさん』を見なくなるということらしい。なるほどねぇ。
このように経験的に観測できるマーケットの規則性のことを「アノマリー」と言うんだそうです。よく知られているものとして、5・10日には道が混むとか、偶数月の15日過ぎはデパートや飲食店が繁盛するなどが挙げられます。
政治の世界のアノマリーは、長期政権が続いた後は短命内閣になるってことで、中曽根内閣や小泉内閣の後、毎年のように首相が交替したのは記憶に新しいところです。安倍政権後の菅総理も例外ではありませんでした。
その法則性から言うと、100代目の総理大臣も長くないんだと。どうでしょう?