都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ひとつ屋根の下

テレビCMは、同じセリフを連呼して耳に焼き付けるというのが戦略です。

似たような商品が並んでいる場合、特に有効でありまして、大地真央みたいな大物が「そこに愛はあるんか?」を繰り返すと、グレーゾーンとも言えるキャッシングが浄化されて、ここなら大丈夫だと思わせる効果が覿面でありました。

まぁ、取り立てさえ強引でなければ法に触れるわけでもないので、いいんです。愛がいっぱいでアイフル

 

このキャッチコピーですが、実は30年前の大ヒットドラマ『ひとつ屋根の下』の中で、主演の江口洋介が決めゼリフとして使っていたパワーフレーズだったのです。愛なんて言葉は、実際に口にすることがほとんどないからこそ、流行語にもなるんですね。鉱脈を見出したのが、脚本家の野島伸司。ストーリーの面白さだけでなく、キャッチーな言葉に敏感であるのがヒットメーカーのセンスなのであります。荒唐無稽な設定の連続ながら、ドラマ史上最高視聴率である38%を記録しました。今だとTVerで見られます。漫画だと思って観れば面白いですよ。