「むか~し、むかしのことじゃった」
で始まる『まんが日本昔ばなし』。声の吹き替えが絶妙で、一生懸命モノマネ練習をしていました。
こういうの、意外とやりやすいんですよ。誰もがやるようなネタじゃないし。
この常田富士夫もユニークなんだけど、もっとスゴいと思ったのが、老若男女を声で巧みに演じ分ける市原悦子です。できるんですねぇ、あんなこと。小学生のころ、国語の時間に朗読させられていたのを懐かしく思い出します。
先日、開店準備をしながらテレビを点けていたら、市原さんに久しぶりにお会いしました。
『家政婦は見た!』の再放送です。
いけませんよね、見ちゃ。だけど、あのよひょうでさえ(?)、つうに「見るな!」って言われてたのに約束破ったんだから、見たくなるんです。それが人間心理。
この日のストーリーは、美容エステの美人経営者が、家政婦としてやって来たおばちゃんをイケメンのサクラを使ってそそのかした上で会員にし、おだてながら、美顔だ痩身だと次々と誘い込んで、さらにはいろんなサプリを実験台として使うというものでありました。
笑ったのは、この番組のスポンサー、常用すれば若返るという「?」なサプリメントの会社でした。中山ナントカというプロボウラーを起用して…。なんだか、ドラマの展開に重なるような作りです。知ってるのでしょうか、ここの社長は?
昔、サッチーの脱税疑惑を報じたワイドショーのスポンサーが「野村(証券)の資産運用は~」ってCMフォローしたのに続く久々のヒットでした。
若さを保つんだったら、クスリよりも刺身だよなぁと思う今日この頃でございます。