都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

ぼくは猟師になった

全国各地で住宅地にクマが出没しているようです。
冬眠前に腹ごしらえしようにも、山に食べ物がないってことでしょうか。
人間が管理するところが多くなったため、居場所がなくなったともいえそうです。

そして、もっと問題なのが、猟師不足。猟師高齢化。狩猟免許の厳格化です。
最近は、頭のおかしいのが事件を起こすたびに規制が強化され、昨年末の法改正では何と免許更新時に精神科医の診断書添付が必要になったとか。
このままでは、猟師のほうが先に絶滅しそうです。
いや、畑を持っている農家の中にも、シカやイノシシに荒されるのに音を上げて、止めてしまった人がいるくらい、田舎では深刻な問題となっております。


本日のオススメ本は、『ぼくは猟師になった』(千松信也著)です。
作者は、30代の半ば。業界では、超新鋭です。
教員免許まで取得した彼が、狩猟の魅力に引かれ、山あいのお堂をアトリエとして格安で借りることになったのを機に、本格的な猟師として山の生活にはまっていくのです。
他人事とは思えず、共感してしまいました。
いや、猟師の宴会は豪快で、楽しそう。
いつか呼んでもらおうと、企んでおります!?