江戸幕府の260年は、世界的にも類を見ない平和な時代でした。
その歴史の中で、日本人の根幹となる精神性が培われたように思います。
「殿様には逆らっちゃいけない」「生まれながらにして身分が決まっているので、分相応を弁える」「決められたことに黙って従う」「持ってるけど刀を抜いてはいけない」「外国のことは気にしない」…
ベースにあるのは儒教の考えで、家長や目上の人は絶対であるということを前提にそれぞれの身分や立場が決まります。
その結果、仕事はできないけれど、命令に一切逆らわない働き方が普通になりました。
終身雇用は維持された方がいいし、45歳定年だなんて、とんでもありません。
総裁選のゴールが近づき、ぼんやりと結果が見えてきました。
ズバリ、河野太郎はありません。
それは、いっぱい変えようとするからです。意見がぶつかることを恐れない態度は、時として無礼にも映る。ちゃんと支える人がいないと、暴走しているように見えます。石破茂もそう。小泉進次郎はかなりアホだということがバレてきました。
若者も含め、急変することに抵抗を示す人が多数派である限り、世代交代は叶いそうにありません。
ルールに精通しているかどうかの違い。福田達夫が育つまで、もう少し待ちましょう。