ホリエモンは、ロシアのウクライナ侵攻を「元嫁に復縁を迫るDV夫だ」と喝破しておりました。言い得て妙だなぁ。デタラメだと思います。
昔から「露助」という蔑称があるように、日本とロシアとの関係性は、よくありません。
第二次世界大戦終了間際に突然、宣戦布告して軍事侵攻を行い、ソ連は対日参戦によって占領した満州、朝鮮半島北部、南樺太、千島列島などの各地で捕虜として、多くの日本人を拘束しました。シベリア抑留されたのは、約57万5千人だと言われています。そのうちの一割に当たる約5万8千人が死亡。とんでもない数字です。
スゴい数をまとめていくために、残酷な仕打ちもあったことでしょう。
そんな歴史を描いたのが、映画『ラーゲリより愛を込めて』です。
今年、最初の映画鑑賞は、ここから始めました。
いやぁ、キツいですよね、終わったハズの戦争なのに、ゴールが見えない極寒での強制労働。57万人もいたとは。
主人公が周囲の支持を得て、好かれていく様子に『ショーシャンクの空に』を思い出しました。二宮和也の熱演です。
希望と絶望との違いが紙一重だというのも、よく描かれております。家族や恋人の存在が大事だと。
それにしても、北川景子は美しかった。吉永小百合に似たものを感じました。
そして、嫌露感情は強まるばかりなのであります。