都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

お色直し(2014/9/8分再掲載)

前職で広報の仕事をしていたとき、新入社員としてY子が配属されてきました。
いきなりの話題で有名女性誌を拡げ、学生時代に食レポで取り上げられましたと自己アピール。だから自分は広報に向いていると言いたかったらしい。確かに4ページにわたって何枚かの写真と共にコメントを含めて掲載されていたものの、それは可愛いいからじゃなくて、双子(Y子は姉・どうでもいいけど)揃ってチャラいのが珍しくっての起用だと私には思えました。
しかし、本人との認識のズレはかなりのもので、その夏に行われた会社が協賛している地元夏祭りの美人コンテストに私への断りなく応募。
やはり地元の青年会議所で仲間の審査員に「(ホントに落としちゃって)いいの?」と気を遣わせつつ、順当に落選しました。
顔の造りはまあまあだけど、背が低い。
加えて顔が大きいもんだから、不二家のペコちゃんみたいな感じ。
無理だねぇ。
このY子がその年、社内に新設された『ウインドサーフィン同好会』に速攻で参加したのです。
実はY子、胸がデカい。
そういうのって、自慢したくなるんでしょうね、やっぱり。
それはいいとして、江ノ島で行われた初会合のその日、二回の着替えを行い、合計三着の水着姿を仲間に披露したといいます。
私は見たわけじゃないけど、こういう話は一気に全社に伝わります。
面白いねぇ、全くの他人だったら。
一年で他部署へ飛ばしました。


テニスの全米オープンで、錦織圭選手が快進撃を続けています。
すごいし、誇らしい。
だけど…
このスポーツに関する知識も視聴習慣もない私にとって、ゲームを見続けることは苦痛であり、きっとフツーの人が将棋番組を観たら、こんな気持ちなんだろうなぁと思ったりします。
いやぁ、長いですよね、決着つくまで。目茶苦茶汗をかくので、試合中にシャツを着替えます。
でもねぇ、色まで変えますか?
引きで撮ったスポーツニュースが分かりにくいの何のって。
健闘を讃えつつも、ふとY子を思い出しました。