自宅の周辺は、閑静な住宅街で庭のある家が並んでいます。
老人が多いこともあって、園芸に情熱を傾けているお宅がそこかしこ。時間がある人に向いている趣味ですからね。水遣りとか草刈りとかが、ちょうどいい運動になります。
そのせいで、小鳥が多い。質量共に豊富です。
そして、その生態系の頂点に君臨しているのがカラスです。
何を食べてるんだか、体長50センチほどの小太りカラスが暴走族さながら、我が物顔で徒党を組んで飛び回っています。
我が家の前がゴミの集積場所になっていることもあって、うちの庭も彼らの遊び場になっているようで、鬱陶しくは思っていたのですが…
月初にチューリップの球根を30個のプランターに植え付けたところ、しばらくしてモグラにやられたかのように掘り返されて、裸になった球根が放り出されていました。
何が起きたか分からなかったので、ネットで調べると、それはカラスの仕業ですと。
球根は、食べるわけでなく、掘り起こすのを楽しんでいるらしい。愉快犯。
そこで、その対策として「防鳥糸」をAmazonで購入しました。
カラスは羽根への異物接触が嫌いらしく、釣り糸みたいなテグスが抜群の効果を発揮するといいます。
で、周囲に張り巡らせたのはいいんだけど、私も自由に動けなくなりました。張ったことを忘れてしまうもんですから。
人はペンキ塗り立てってこと、どのくらい覚えていられるものでしょうか?