正月はテレビを見る機会が多くなりますが、番組そのものよりもむしろ、繰り返し流されるCMが印象に残ります。
おそらくは、時間とお金のかけ方の違いでありましょう。
番組制作費は、年々削られていますからね。
正月用のCMは、各社とも大作揃いでありました。
その中で私のお気に入りは、サッポロビールと東京ガス、いずれも主演・妻夫木聰です。
ビールのほうは、駅伝の中で再三登場しました。『大人エレベーター』シリーズです。
ビール会社というのは、CMにお金をかけますね。
五時間かけて、スポンサーを貫く限りは、いろんなパターンが必要ってことなのでしょう。
中村勘三郎、リリーフランキー、仲代達矢、白鵬、スガシカオ、宮藤官九郎と出演陣は豪華版です。
それぞれが、人生を語っていました。
東京ガスの『ガスパッチョ』シリーズは、以前、織田信長や小野妹子で話題になりましたが、今回は妻夫木聰と小西真奈美・東幹久でトレンディドラマ仕立てです。
東京ガスなので、関東エリアでしか見られないと思っていたら、スゴイですね、ネットの時代。
誰でも視聴が可能です。
→http://home.tokyo-gas.co.jp/pa-cho/tvcm/index.html
題して『東京ガスストーリー』。
30分近くにわたり、お正月らしい双六形式に見入ってしまいました。
っていうか、こちらのほうがスゴい。
結局のところ、企業サイドもこういうサイトを利用して、視聴者に細大漏らさず情報を伝え、洗脳することができる寸法です。
今後、生命保険など商品説明が複雑なものは、このスタイルを踏襲することになりそうです。
なるほどねぇ。