都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

千年たってもいい話

斉藤一人という人がいます。
私は全然知りませんでしたが、日本で一番税金を払っている、つまり、高額所得者だそうです。
普通、長者番付の上位には、土地売却や株式公開などによる一時的な現象として名前を連ねますが、この人の場合は、すべて事業所得によるもの。
見上げたものであります。

マスメディアに顔を出さないので謎が多いものの、やたらと講演会を行い、著書も出しているようです。
そして、弟子というか、信者がたくさんいて、ちょっと宗教がかっているのは不気味ですが、話している内容は、傾聴に値します。

  ・不幸な人は、不幸を呼び寄せている。それは、マイナス面ばかりを見ようとしているから。
  ・競争するより、協力したほうがいい。テストはカンニングOK。そうすれば、みんな仲良くなる。
  ・命という字は、人は一度は叩かれると書く。病気は神様から食事について考えろって叩かれる事。
  ・もめ事は「私、ヘンですから」のひとことで防げる。自分が正しいと主張しないのがコツ。
  ・幸せになるには五つの口癖を作る。「ツイてる」「嬉しい」「楽しい」「感謝してます」「幸せ」

そんな話が『千年たってもいい話』(斉藤一人著・マキノ出版)に載っています。
この本には、講演を収録したCD三枚(本と同じ内容)が付くしつこさで1,680円。
読むのが苦手な人には、いいかも?