都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

アタマがよくなる勉強会③

幼稚園のころ、あまりにバランスが悪いため“気をつけ”が出来ず、小学校入学時には、学校指定の制帽にサイズが合わず、運動会では紅白の帽子が乗っているだけなので、いつも風に飛ばされていた私は、『頭でっかち』ということに強いコンプレックスを抱いていました。
無用の長物と言われないためには、勉強ができることこそが何よりです。
だから、自分の存在理由をかけて、予習する小学生でした。
とにかく、教科書を先へ先へと読み進める。
そりゃぁ、できますわな、当時、そんな子はほとんどいなかったので。
テストで高得点を取り続ければ、みんなの接し方が変わるものです。
まるで運動ができなかったにも関わらず、勉強ができるという一点のみで、みんなから一目置かれておりました。

いわゆる進学校である私立中学へ進むと、状況が一変します。
頭でっかちで運動ができないのが、ほかにもいっぱいいました。
勉強が自分のアイデンティティだと言うような集まり。
そんな中でも次第に序列のようなものが出来上がっていきます。
トップグループを諦めた私ですが、頭は大きなままなので、見掛け倒しと言われないために、言葉を磨いてきました。
語彙が豊富であれば、賢く見えることに気がついたからです。
なので、やたらと本を読みます。賢く見せるために。
うーん、頭でっかちであり続けるのも、結構大変なのであります。


だけど…
覚えるのは苦手だし、努力するのも好きじゃない。
大体、学校で教わるような学科は興味ないし、興味ないからもちろん面白くない。
こんなんで、いいのかしらん??

(つづく)