都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

番宣の事情

ちょっと古い話だけど、今年の日本シリーズは久しぶりに盛り上がりました。
巨人が絡んだこともあって、テレビ中継があったのが大きい。
地元山口でも、しっかりとナマで観ることができたのであります。

ところで、山口県在住の皆様にお尋ねします。
イニングの合間のCMに違和感を持ちませんでした?
いえネ、ゴールデンタイムにも関わらず、そのテレビ局の番組宣伝がやたらと目立っていたことです。
半分ぐらいがそうだったんじゃないかなぁ。
そういうのは、首都圏ではあり得ないことなんです。
何故って、何のために特別番組を流しているかといえば、新たなスポンサー獲得ができるからであります。
特に、全国ネットということで、大手大口企業の気を引きやすい。
しかも、そういう交渉を江戸のほうでやってくれるから、地方は黙って見ていても、お金が入ってくる構図です。
だけど、全部のCM時間枠が埋まる訳じゃない。
その埋まらなかった部分が、番組宣伝に回ったものと推察いたします。
でもねぇ…
それじゃ、地方局の営業努力はどうなる?
景気が悪いって言ったって、通常の枠よりはお客さんを取れると思いますよ。
多分、営業は動いていないんじゃないかな。
それは、じっとしていても、東京からお金が落ちてくるから。
どうでしょう??

地方の経済がいまひとつパッとしないのは、助成金などをアテにして、自分たちで稼ごうとする意欲が足りないためだと睨んでいます。
こうして若くて元気な人は、都会へ出て行くのであります。