都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

ジャッジ

前職の保険会社では、QC活動が盛んで、年に二回、発表会があり、勤務評定にもつながっておりました。
職場における改善活動を順序立てて説明し、最初こうだったことが工夫を重ねた結果こうなりましたと、その成果を競い合うものです。簡単に言えば、ビジネスゲーム。
ゲームだから、より深く考えた方が勝つわけで、将棋部の私の得意分野、何度も入賞してご褒美をいただきました。何回やっても勝てるのは何故かというと、採点基準を熟知していたから。
発表会の前日には、自分のチームが何点取るのかが分かっていました。
ほかの参加者は、ひたすら努力を積み重ねていたのに過ぎず、こちらは審査員がどう考えて点数付けするかを計算しているのだから、あらかじめ勝負がついているようなものであったのです。

ラグビーW杯のエディジャパンは、その猛練習ばかりがフューチャーされておりますが、見逃してならないのは、レフェリーのクセまでをも分析していたということです。
ゲームの最中に、レフェリーが選手に話しかけていることがありますが、あれは「今度やったら、反則を取りますよ」と警告しているわけで、試合の流れを止めないために行っているのです。
つまり、レフェリーは、オーケストラの指揮者のような存在で、笛の吹き方によって、ゲーム展開が変わる、それがラグビーなのです。
従来のジャパンチームは、そんなことを意識する以前のレベルであり、変われば変わるものだと。
逆に言えば、今回のチームは、そんな細部までをも詰めていたわけで、3勝上げたのも、エディにとっては必然だったといえるでしょう。
勝ち方を知ったジャパンチームは、確実に次のステップに進みました。
4年後が本当に楽しみです。