二年前にも書きましたが、
→https://blogs.yahoo.co.jp/dreamken0404/35797688.html
東大合格率トップ10の常連である開成高校野球部が、突然変異して勝ち出し、話題になりました。
野球をとことん頭で考え、練習時間が短くても強いチームを作り上げたのです。
あるんですねぇ、そういうこと。
野村克也氏の著書には『野球はアタマでするものだ』なんてのもありましたっけ。
最近、評判なのは『100問の実戦ドリルでサッカーIQが高まる』です。
たとえば、図解入りでこんな問題が出てきます。
「中央左寄りから縦にドリブルを仕掛けたネイマールは、ペナルティエリアに入るタイミングで中に
カットインで切り込んだ。キックモーションに入っているネイマールにDFは猛然と詰め寄る。
さて、中へカットインしたネイマールはどうしたでしょうか?」
私はサッカーのことがよくわからないんだけれど、経験者だったら、きっと身を乗り出してきます。
正解は、こんな感じ。
「DFがファーサイドのシュートコースに飛び込み、GKは先読みするように早めにファーへ動くな
か、空いたニアサイドのコースにシュートを流し込んだ」
分かる人は分かるんでしょうね。ワールドカップなどの闘いで実際にあったシチュエーションをもとに、そこからどうやって崩し、ゴールを決めるかを考えるもの。詰将棋のサッカー版です。発想が面白い。
新聞の伝えるところによれば、大学生にアンケートをとったところ、全く本を読んでいない人が50%を超えていたんだそうです。
情報は、すべてスマホからってことでしょうか?
表層の事実だけ追って、深く考えることをしない姿が垣間見えます。
だとするならば、本を読む習慣があるってことが、インセンティブになるのかも。
こんなところでも、格差は拡大していくのであります。