都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

多数決

民主主義の基本は、多数決だと習ったような気がします。
選挙がそうですからね。
だから、多数決で決められたことは、守らなければいけません。普通は。

  だけど、多数決って、本当に正しいのでしょうか?

私は少数派のAB型であるせいか、どちらかと言えば、少数意見を支持する方向でモノを考えています。
逆張りってこと。
現実を打破しようとするので、新しいアイデアは浮かぶほうだと思います。
その代わり、応援するのが(カープなど)弱いところばかりなので、負けることがしょっちゅう。
そのせいか、結果にこだわらない哲学的な考えを持つようになる。
つまり、少数の側にいると落ち着くのです。
変わり者ですね。
ご当地では、“へんくう”と言います。


今日のオススメ本は、『たかじんのそこまで言って委員会』進行役である辛坊治郎氏の『日本の恐ろしい真実』です。
この中で、同氏は「多数決とは、危険な意思決定方式だ」と説いています。
つまり、そのやり方では、少数の側にある意見が無視されがちだってこと。
これは、田舎で暮らしているとよく分かります。
農業や漁業従事者の声が届きにくいのは、その人口が少ないからだとも言えますね。
障碍を持った人たちに業務で接していたときにも、似たような気持ちになりました。

「国会議員の公開する財産が少ない理由」だとか「食糧自給率を低く見せるわけ」だとか、ニュースの裏側を解説しており、「成田空港は廃止すべき」とか「出産時の事故は、国が補償せよ」などの提案も行っています。
池上彰とはまた違って、歯切れよく解説しています。
そうそう、辛坊治郎もまたAB型でありました。