15年ぐらい前の話ですが、税理士の友人Eが参加しているセミナーに誘われたので、どんなものか見てやろうと一緒に行ってきました。
異業種交流を含めた自己啓発の勉強会で、会場は新橋の怪しげなビルの会議室で行われます。
参加者は、中小企業経営者や個人事業主など、社会的にそこそこの地位がある人が多く、それは高そうなスーツからも窺えます。
意外なのは、若い女性も多いこと。運動部の女子マネージャーみたいな清楚系で、眼がキラキラと輝いています。
セミナーは、基調講演の後、企業でよく行うような教育ゲームがいくつか行われ、和やかな空気が漂います。
友人は、ホントに楽しそうで、普段よりもイキイキとしています。
だけど、各テーブルで愛想を振りまく女性が不自然で、なんかキャバクラにいるみたい。そんなに楽しいハズないから。
友人は、お酒を飲まないので、実戦が不足しておりますが、私の目は誤魔化せません。この人たち、お金払ってない。貰ってる。
セミナーの締めは、次なるステップの案内で、今後の目標と決意表明みたいなのを次々にさせられます。
週一で半期60万円のコース。そんなに高額ではないものの、安くはありません。キャバクラなら安いけど…。
友人には、止めろと縁切りさせましたけど、実に不満そうでした。キャバクラねぇ。
持続化給付金詐欺は、やはりセミナーがきっかけでした。
そうなんだよなぁ、こういう話は集団催眠のようなもので、サクラの暗躍が重要です。バカだねぇ。こんな風にしてやられるのは男性です。
女性はもっと手間がかかりますからね。
頭は洗っても、脳まで洗ってはいけないのであります。
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もしかしたら、これも統一教会が絡んでいたかもと思ってしまいます。
おかしなノリのイベントでありました。
自己啓発なのだから、言ってることはほぼほぼ正しいんです。
いろんな業種のトップセールスは、訪問販売が難しくなった後、この業界に流れ込んだのではないでしょうか？
仲良し商法は、孤独の隙間を狙っているのであります。
