都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

一人称の変遷

人が自我に目覚めるとき、親が一人称の呼び方の方向づけをします。

男の子だと、ほとんどは「ボク」。「オイラ」ってのもいるかな。「オラ」はしんのすけぐらい。

女の子は、結構な割合で自分の名前を使わせてます。「カオリ」とか「マミ」とか。男の子でそういうのはありません。不思議ではあります。

そして、しばらくすると、それぞれの呼び方を幼稚だと思うようになる。

そこで、男性の多くは「オレ」って言うようになります。

女性は「わたし」または「あたし」。どちらもイマイチなので、引き続き名前を語るケースもあります。幼児性が続いているときと、家族にメチャクチャ可愛がられているとき、そして男が放っておかないタイプなとき。媚びを覚えた女性は、名前が武器になることを学習するのです。

で、そういうのを間近に見て、イヤだと思った女性はトンがろうとします。

あのちゃんは「ボク」、ヒコロヒーは「ワシ」、波瑠は「オレ」。男性っぽく言うことで、媚びてないアピールなんでしょう。照れ隠しとも言えますが、コミ障っぽくもある。

個人的には、「ウチ」って語り出す女性に弱いです。「ウチら」って言うオトコは嫌い。

そして、小泉孝太郎には「オレ」って言って欲しくありません。なんとなくだけど。