都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

副総裁と呼ばないで

私と誕生日が一緒なので親近感を持っている麻生さんが傘寿を迎えても血気盛んで暴れまくっています。こともあろうに同盟を結んでいる公明党を癌だと切り捨てました。スゴいですね。歯にパンツを履かせない潔さ。自民党の中には、同じように思っている人も結構いるだろうけど、言っちゃうんだ、そんなこと。麻生太郎からすれば、髪の毛がない奴にハゲだと言って何が悪いみたいな感覚なんでしょう。

後からマスコミに追及されて、公明党が頑として反対したという意味だと釈明したけど、そんなこと言わないで欲しい。王様は裸なんだから。

 

Tverで過去の名作ドラマが観られますが、イチ推しが三谷幸喜脚本の『総理と呼ばないで』です。田村正和演じる内閣総理大臣が、史上最悪のポンコツ発言を繰り返し、その支持率は0.9%。しかも、この総理の内に秘めた夢は、首相在任期間が歴史上最短である54日を越えることだと言い放ち、周囲を呆れさせます。総理側近の西村雅彦が有能な役回りとなっているのが『古畑任三郎』とは真逆なのもパンチが効いています。

いやぁ楽しいですね、全開の三谷ワールド。周りの人間は振り回されてしまうけど、それは事実を隠そうとするからだというイソップ物語みたいな教訓を含んだ話なのであります。