自宅トイレのウォシュレットが故障したので、ヤマダ電機へ新機種を探しに行ってきました。
いやぁ、進化してますね、ウォシュレット業界。蓋の自動開閉は当たり前で、トルネード洗浄やプレミスト機能によって、清潔感を高める。
出始めの頃は、温風による乾燥なんてことをしてましたが、あれは評判が悪かったんでしょうね。代わってクリーンミストなるアルコール除菌自
動噴霧器が付きました。
昔のイメージでは、トイレが一生モノで、買い替え需要なんて考えませんでしたが、今のタイプは10年ぐらいで上手いこと壊れるように作られて
いると勘繰ってしまいます。モーターにひと捻りしたような作りだと簡単に直せるけど、これにコンピュータを絡ませるとダメですねと諦めさせ
ることができる。多分、そんな感じなんでしょう。永遠だと商売にならない。ここんところ、家のテレビが2台立て続けにイカれたのも、10年ち
ょっとが経過したやつ。そういや、クルマもだ。寿命ねぇ。
トイレの買い替えは工事が入るので、日程調整を含め、事前に申込書に記入させられます。
項目に、自宅の築年数という欄があるので、60年と書いたところ、セールストークが始まりました。
外壁や屋根を含め、リフォームの需要はないのかと。
なるほど、接点を見つけたら、そこから拡げていこうとする姿勢。大したもんだよなぁ。保険の代理店なんか、その契約を端緒に健康食品やフィ
ットネス関連商品へというような発想をしていなかったけど、今どきは顧客と対面でじっくり話せるということは、貴重な機会ですからね。こう
いうところ、見習わねばなりません。
そう言えばヤマダ電機、駐車場の一角が中古車販売の展示場となっていました。
う〜ん、郊外店の立体駐車場は、無駄に敷地を取っているので、有効利用を考えたのでしょう。ビッグモーターの実質撤退により、ここにも隙間
ができましたからね。
家電量販店が生き残りをかけて、ジャパネットと闘っているのに、並々ならぬ闘志を感じています。
ビジネスは、センスだよなぁとしみじみ思わされました。