将棋指しの収入の基本は、ゴルフと同じように賞金にあります。
一番高いのが竜王戦で、タイトルホルダーに4,000万円が支払われます。
だから、少なくとも必ず4,000万プレーヤーがいるってこと。結構、夢のある仕事なのであります。
だけど、そのタイトルを独り占めする男が現れると全体が地盤沈下する、それが藤井聡太現象です。
まだ21歳になったばかりですからね。大体40ぐらいまでは、実力をキープするものなので、30歳以上の棋士は、軒並み明るい未来が描けなくなっ
ています。
今年の賞金総額は、推定1億8千万ですと。これに、CMなんかが加わります。使う暇がないのにね。
酒に溺れたり、女に引っかかったりするのもイメージできません。なので、ずっと続きそう。
てか、立ち小便すらできない優等生的人生が、これからずっと続くかと想像すると、それはそれで大変だとも思ったりもします。
責任を感じることが少ない生き方は、とってもラクなんです。その代わり、実入りが少ない。そういうもんだね、世の中は。