男性であれば、野球のルールなんて、たいていは分かりますが、いざ実戦となると、細かいところで知らないことがたくさんあります。
会社で野球を始めて間もないころ、新宿区の大会での出来事です。
一死三塁で、4番バッターが放った痛烈なライナーが、三塁ランナーを直撃しました。
こういう場合、どうなると思います?
このときは、走者アウトで打者はヒット、一塁が与えられました
二死一塁で試合再開です。
実際、三塁線には強い打球が飛びますから、ランナーが避けきれないことがあるんです。
だけど、このようなことは、プロ野球では100パーセント起こりません。
なぜって、三塁ランナーがリードするとき、必ずファウルゾーンに出ているからです。
つまり、打者の打球が走者を直撃しても、それがファウルゾーンであれば関係ない。痛いだけってこと。
ルールをしっかり理解していれば、最初から走者は線上やインフィールドには立たないのであります。
なるほどねぇ。
この、走塁については、いろいろ勉強しました。
いわゆるベースランニングの際の、コース取りとかベースの蹴り方とか。
二塁ランナーがリードを取るときは、塁間を結んだ線よりも後方に下がるなんてのも、目からウロコでありました。
知っているってことと解っているってことは違うのです。
もうひとつ、野手が守っているとき、打球のシュミレーションを頭の中で行うってのも聞けば納得です。
特にランナーがいる場合、咄嗟の判断を行うにも、事前の準備があると違うってことですね。
これは、野球に限りません。
あらゆるジャンルでプロフェッショナルと呼ばれる人は、ちょっと先に起こるかもしれない出来事を想定してそれに備えているものなのです。
1月17日は、防災とボランティアの日です。
万が一、大地震が起こった場合、どのように行動するかは考えておきたいところであります。