都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

疎開

昨夜は、久しぶりに前職で一緒に働いていたOと痛飲しました。
彼は実家が小月にあるので、家族を連れてちょっとした疎開だとか。
奥さんもバリバリのキャリアウーマンで(むしろ旦那さんより稼いでいるらしい?)、なんかストレスが溜まっているようで、堰を切ったように災害話を聞かせていただきました。

もちろん、東北を中心とする被災地の惨状は、それなりに分かっていたつもりですが、なかなかどうして江戸のほうでも少しばかり種類が違う問題が起こっているようです。
あんまり伝わっていないんだけど、まずは交通マヒによる通勤手段の制限。
大震災当日は、子供がいるので、とにかく家へ帰らなければならず、夫は4時間、妻は6時間歩いたんだとか。
まるで、東京国際マラソンみたいで、そんな人が数珠つなぎになって渋滞気味にのろのろ歩き、沿道のお店からは、水やおしぼりのサービスがあったり。
そして、やったりやらなかったりで計画が立たない計画停電の恐怖。
じわじわ来ますね、これも。
特に、家族が多いと注意すべきことが増えるので大変です。
また、液状化で住めなくなっているマンションも、埋立地付近には多いそうです。
浦安あたりに多い物件は、高層なので余計にマズいらしい。
そして、放射能の問題も。
なんかよく分からないけど、レインコートを大量に買い込んでいました。
政府の発表も信用ならないので、特に子供がいると気になりますね。
これに加えて、未だに次々襲ってくる余震ですから。
そりゃ、ノイローゼになりますね。
問題が起きたとき、共稼ぎの奥さんにかかる負担はかなり大きいと痛感しました。
それでもまた、新幹線に乗って帰るんだそうです。
何か戦地へ向かう兵隊さんみたい。
どうぞ、お大事にであります。