都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

卓球

「ジャケットの内ポケットから、白いハンカチを取り出しました。おもて、うらとヒラヒラさせて…何もありません。これをくしゃくしゃっと丸めて…おーっと、鳩が出ました、スゴい!」

ラジオで手品を中継したら、こんな感じなんでしょうけど、聞いたことがありません。
このイリュージョンは、どんな表現力を持っても、伝えきれないでしょう。
そう、ラジオにできることには限界があり、野球のような間合いが多いものや、どっちが勝ったか分かればいい相撲のようなものじゃないと、なかなか…。

五輪女子卓球の団体決勝戦をラジオで聴きました。
いや、プロの実況アナウンサーにはビックリです。
ラリーを詳細に伝えるのは無理なので、ポイントを抑えます。
どちらのサーブで、得点がどうなっているか。
選手の表情とポーズ、ベンチの様子。
間があいたときには、それぞれの勝ち上がりの戦績や、ちょっとしたエピソードを用意します。
技術面は、解説者がフォローしますが、このタイミングもまた絶妙で、事前の充分なコミュニケーションをうかがわせてくれるのです。
闘いの流れよりも、放送の技術に酔いしれておりました。
やはり、プロはスゴい!!

それにしても清々しい銀メダルでした。
平野・石川・福原選手、おめでとうございます!!