お店に忘れ物をしていく人が結構います。
一番多いのは、帽子。
都会だったら傘なんでしょうが、田舎の人はクルマなのであんまり使いませんから帽子です。
そういうのは高齢者が多く、取りに来ないのでそのままになってしまうことが、ままあります。
先日は、セカンドバッグがありました。
中身を確認すると、財布に通帳に印鑑が。
しかも、分厚い一万円札の束が、ざっと30万円。
こっちがビビリました。
しかも、先方は気付いていないのか、連絡がありません。
バッグには、そのほかに名刺入れがあって、同一人のものが数十枚入っていたので、この人だと思い、記載されていた携帯番号に電話を入れます。
「つかぬ事を伺いますが、先ほど豊田町でお食事をなさいましたか?」
探るように話を進め、無事に解決しました。
このへんの対応は難しいところですが、当店では来店されたお客様のクルマのナンバーを記録しており、いろんな状況が見えていたので、スピードを優先したのです。
そして、本日は若い女性の携帯電話。
身元が分かるようなものは、ほかにナシ。
しかも、二時間経っても連絡がありません。
いえ、着信音が二回ほど(別の相手と思われる)鳴ったりします。
さて、どうしたもんでしょう?
(つづく)