初めてのエジプト出身力士である大砂嵐金太郎は、場所中にラマダンと呼ばれる日中断食を行って、話題となりました。
彼が入信するイスラム教では、毎年7月がその時期に当たるので、相撲取りである限り、両立させることを避けて通れないようです。
昼間は、何も食べちゃいけないお相撲さん。
コントみたいだけど、戒律ってのは、想像以上であるようです。
ムスリム(イスラム教徒)の間で、ラマダンと同じように守られているのが、豚肉を食べないこと、アルコールを飲まないこと。
これは結構難しくって、アルコール成分が添加されている醤油や味噌などの調味料が使われていてもダメだとか。
ほとんどの和食の味付けに使われるものなので、ちゃんこ番の人は、大変なんだろうな、大嶽部屋。
って言うか、お酒を飲まない相撲取りって、付き人はラクなのか、つまんないのか??
外国人といえば、欧米にばかり目が行くけど、実は世界中にイスラム教徒の占める割合は25%で、16億人以上いるそうです。
にも関わらず、イスラム教圏からの観光客が日本を旅行する場合、食べ物に苦労するため、いろいろ持ち込んだりするといいます。
そこで、イスラム教の教えに則った「ハラル(許された)食品」を提供することに、ビジネスチャンスが生まれているんだとか。
東京オリンピックですからね。
ご当地豊田町は、ムスリムとは縁がなさそうなので、ハラルの研究は止めておきます。
それにしても、豚肉、美味しいのにねぇ?
ムスリムであるエジプト人の力士と日本人のとんかつ屋の娘って設定で、恋愛小説でも書いてみようかしらん???