都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

待っちょるけ!

山口県の方言といえば、「おいでませ」なんていうのが有名ですが、実際に使っている人は少なく、私は聞いたことがありません。
それよりは、「ぶち」ですね。
英語で言うところの“VERY”で、「ぶちうまい」などと表現します。
あとは、語尾に特徴あり。
「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」が頻発します。
「ダメっちゃ」「○○っちゅう」「聞いちょる」などなど。
下関方面では、語尾に「そ」や「ほ」が付きます。
不思議なことに、付けなくても成立している文章にです。
「行ったそ」「見たほ」など、別になくてもいいんだけど、わざわざくっつけるのが流儀です。
不思議でしょう?
でも、ホントなんです。


元日の朝、TBS系の番組に『新春全日本なまりうたトーナメント』というのがありました。
全国から地方の方言を大切にする歌自慢たちが集まり、名曲を出身地の方言に訳して歌うというもので、これがまあぶち面白かった。
出演は、素人さんばかりであるものの、各地ののど自慢大会で優勝したつわものばかりで、クオリティの高いこと、高いこと。
本当は、方言への編詞を競うものだったんだろうけど、最後は歌のうまさが決め手だったように思います。
山口県の代表は、地元豊田町の女性お二人で、見事決勝戦まで勝ち残られました。→http://www.youtube.com/watch?v=FW79m4cF3Y4

いやぁ、それぞれの選曲といい、アレンジといい、歌のうまさといい、最高でした。
郷土色が色濃く打ち出されたことで、その分、楽しみ方も拡がります。
紅白歌合戦も、男だ女だと言ってないで、地区対抗にすれば、もっと盛り上がるのではないでしょうか?
美輪さんも出ていることだし、ねぇ??