都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

取り戻す(2012/12/18分再掲載)

「総理になって気が付いたことが一つだけあります」なんて言ってましたが、あちこちの家庭で「一つだけかよ?」とツッこまれていたことと思います。
あのCMが誰のシナリオなのか知りませんが、普通に考えたら分かりそうなことも分からなくなっていたのでありましょう。
最初の人は、「確かに私はルーピーかもしれません」って認めちゃったし、次の人は最初の人に“ペテン師”とおだてられたし、最後の人は担任から通知表に“バカ(正直)”って書かれた(多分ウソ)を自慢するし、まぁ、ロクなのがいませんでした。
だからの三行半、当然ですね。
今回の選挙は、民主党を否定するためのものでありました。

私は、民主党の政治家のほとんどに、国家観が備わっていなかったのが致命的だったように思います。
国家観というのは、国民、特に次世代に対する責任感であって、これを育むのが教育なのですが、残念ながら、日教組の教える自虐史観では、バイアスがかかってなかなか難しい。
そういうのには、むしろ親の考え方のほうが、影響しやすいのです。
さらに言えば、諸外国とどのように向き合うかだって、育ってきた環境に大きく左右されます。
だからこそ、政治家は世襲のほうがいいってこともあると思います。
自民党の政治家たちは、そのへんのところで筋が通っています。
右翼だから当たり前とはいえ、国民の多くもまた右翼ですからね。

第二次安倍政権に大いに期待しております。

 

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私は、政治家に求める資質として国家観が重要だと考えています。だから、小さい頃からそういう教育を受けた世襲議員に一目置いています。

安倍晋三元総理は、そういう意味で筋金入りでした。アメリカは当然としてもロシアともバランスを取りながら、中国に対しては絶妙な緊張感を持って接していた外交姿勢については、大したもんだと高く評価しておりました。プライベートについて、公私混同が激しい中小企業のオヤジみたいな感じは、田舎者のそしりを受けても仕方ないところでしょう。山口県選出ですからね。

それはそれとして、昨年の近畿大学卒業式での特別講演は、胸に刺さるものがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=LsM20uORG2I

マイナス面が目立ったとしても、沢山の功績を残したのは間違いありません。

惜しい人材を失くしました。この後、どうなりますかね。岸田さんはスケールが違いすぎて、ほーんと心配です。