日本の新しいリーダーが決まりました。
世襲の人たちと違って、いろんな挫折があったようですが、組織の中でルールを守ったり、気持ちを配ったりする能力は長けていて、気配を消しながらも存在感を示すという政治家としては珍しいタイプです。総務部長って感じ。
劣等感の塊である安倍首相からすれば、酒も飲まずに働き続ける仕事人間は、使い勝手がよく理想的な黒子だったけど、跡を継ぐとなるとどうもイメージが湧きません。これをやりたいという熱が伝わって来ない。
圧倒的大差でトップの座についたものの、何となく白けた感じなのは、無派閥の哀しさなのか?
あちこちから、いろんなものが飛んできて、結局何もしないって構図が浮かびます。イラ菅ならぬダマ菅。
それにしても、昔は官僚に負けない頭脳明晰な人が総理大臣になっていましたが、どうもこのところ、ねぇ。
人工知能の時代、求められる能力が変わったのでしょうか?