昔、ドリフの荒井注のギャグで「ジスイズアペン」というのがありました。
これは、外国人に道を尋ねられたシチュエーションで、チンプンカンプンで困った顔を作りながら、発するというもの。
子供ながらも、表情と間の取り方にプロの技を感じたのを思い出します。
そうなんだよねぇ。
英語教育のバカバカしさは、中一の授業で「これはペンです」「これは机ですか」「机ではありません。椅子です」なんて教わることに始まります。
使わないもの、そんな言葉。
って、ずっと思ってました。
でも、
国会答弁で民主党・蓮舫議員の槍玉に上がったのが、消防自動車の異名を持つ松島みどり法務大臣が後援会に配ったとされるうちわ問題です。
「これは何ですか?」
「この1年間で国会で成立した法律の内容、地元有権者が関心が高そうな 内容を印刷して配布致しました」
「いや、配布したのはわかってます。これは何ですかと伺ってるんです」
「あの、自分の国会議員としての活動報告や政策などを印刷して配る配布 物だと…」
「これは、うちわですね?」
「うちわと解釈されるならば、うちわとしてお使いいただければ」
「自治体のホームページでは、うちわの配布は違法と書いてある」
「政治家個人としては、寄付にあたらない、有価物にはあたらないと解釈 している」
「このうちわは…うちわ、のように見えるかもしれませんが、示したい法 律が、丸く(うちわ状に)なっているということですから、イベント会場で 無料でいくらでも配り捨てられるもので、それに類するものです」
う~ん、面白い。面白すぎる。