都会のネズミと田舎のネズミ

時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。

セグメント①

知人の女性は、二回の結婚で二度とも夫に先立たれました。
もちろん、悪意なんて、かけらもありません。
むしろ、うらやましいほどに尽くすんです。
夫が喜ぶと思ったら、どんどん突き進んでいく。
その結果、食べられるだけ食べて、飲めるだけ飲む。
ダメですね、これじゃ。
やっぱり、ダメでした。
だから、「もう、飲んじゃダメ」だとか「これを食べてはいけない」と喧嘩腰で向かってくる嫁は、むしろありがたいと思わなきゃいけません。
逆に言えば、妻が夫を亡きものにしようと思ったら、やり方はいろいろあるってこと。
作家の黒川博行氏はこのビジネスモデルを『後妻業』と名づけたんだそうです。

ふーん。

付き合った男性が短期間に6人以上も続けて亡くなったという京都の事件でスゴいと思うのは、ターゲットの男性が次から次へと絞り込まれることです。
つまり、高齢の資産家で、親戚付き合いが疎遠かつ女性との出会いを求めていると。
普通だったら、そんな相手に巡り合う確率は百万分の一以下なんでしょうけど、結婚相談所のデータベースに入り込めば、いくらでも探せるってところが発明なんですね。
もしも泥棒業の人が、お金持ちの長期旅行リストみたいなのを手に入れたら、笑いが止まらないことでありましょう。
オレオレ詐欺の人たちも、何らかの条件に当てはまるリストに基づいて、電話をかけているに違いない。


10年ぐらい前ですが、実家の母に私が痴漢で捕まったとの電話があり、「息子はここにおりますけど」と撃退した話を後日談として聞かされました。
母は関西人なので、そんな話にダマされるわけがありません。
ワイドショーもしっかりチェックしてますから、万全です。
そして、これはつい先日の話。

  「鉄道警察の者ですが、おたくの息子さんが山手線の車内で痴漢行為を働きまして…」
    「えーっ、またですか?」
  「……」

詐欺集団には、いろんな話法マニュアルが用意されていると思いますが、こんなのはないでしょうね。
しばしの沈黙が続いた後、電話は切れてしまったそうです。


それにしても、痴漢で二度も逮捕された私の情報は、一体どんなリストに載っているのでしょうか??