都会のネズミと田舎のネズミ

読書ネタ、スポーツネタ、お笑いネタ、時事ネタを拾いながら、笑いの方向へと導きます。3打数1安打を目指しています。ハズレよりもアタリを読んでください。

注意力散漫

覚せい剤の歴史を調べてみると、戦時中は疲労回復や眠気解消に極めてよく効く薬として軍部で重用され、敗戦後はGHQの指示で、軍部が抱えていた大量の医薬品を民間に放出することになり、そのときに覚せい剤(主としてヒロポン)も巷に蔓延していったといいます。
その後、研究が進むと、深刻な副作用を伴うことが分かり、厚生省が慌てて劇薬に指定。
1951年に、ようやく覚せい剤取締法が成立したわけで、それまでに大量の中毒患者を生んでしまいました。
今まで合法だったものが、ある日突然、違法薬物に。
当時はさぞかし混乱したと思います。
だって、依存症ですから。
こうして、覚せい剤市場は地下に潜ります。
クスリ自体が安価で製造できる上に、末端価格がどんどん上がるもんだから、これほどいい商売はない。
これが、ひと昔前までの暴力団のしのぎの実態でありました。
その暴力団は、興行の世界も仕切っていたので、芸能界と薬物問題が繋がるのであります。
なるほどねぇ。


今、不思議でしょうがないのは、容疑者が逮捕されたはいいが、その入手ルートがハッキリしないこと。
背後に暴力団の影があるだけだったら、解明されるハズなんだけど…。
何せ携帯電話没収ですから、簡単でしょ?
芸能人が逮捕されるたびに、モヤモヤが消えません。
そこで、考えました。
こういうボロ儲けできる裏側には、政治家が絡んでいるに違いない。
さらには、警察の捜査にストップをかけることができる大きな影響力を持つ人。
サラリーマン金太郎』には、そんな人がたくさん出てきます。
そして、今日も妄想が拡がるのであります。
ほとんど寝ないことで有名なあのタレントは、大丈夫なのかしらん??